気温が一気に下がり、冬の空気が漂ってきましたね。

本日、芸術の秋キャンペーンの第三弾、ルソーの『夢』を発売開始致しました！

前衛芸術の先駆者として今では広く知られているルソーですが、

ルソーが生きていた当時は「前衛」というジャンルが一般的ではなく、

初期の作品はほとんど世間に評価されることがありませんでした。

それでもルソーは、絵を描き続けます。

中でも、ルソーはジャングルをモチーフとした作品を多く残しています。

今回ブーケにした『夢』も、ジャングルの中に潜む動物たちと横たわる女性が描かれています。

実はこの作品、ルソーが恋心を抱いていたヤドヴィガという女性がモデルになっており、

ルソーの最後の作品となりました。

この『夢』のブーケでは、絵画の鮮やかな熱帯植物や木々の緑色に注目し、

ダイナミックなジャングルのグリーンの中、アクセントとなる花々を散りばめました。

アクセントのお花には、まず中心に南アフリカのセルリア、

パープルのスカビオサ、

黄色く染めたワックスフラワー、

真っ赤な実のようなヒペリカムを使用しました。

とくに中心においたセルリアは、透明感のある花弁と、砂糖菓子のような優しい色合いが魅力的なお花です。

南アフリカ産の花の中でも、プロテアやピンクッションなどと並んでとても人気があります。

故ダイアナ妃のウェディングブーケとしても使用され、「Blushing Bride（はにかんだ花嫁）」という英名もついています！

これから寒くなっていき、自然界ではだんだん鮮やかな色がなくなっていきますので、

お部屋の中でカラフルな亜熱帯ジャングルを楽しんでみてはいかがでしょうか？