2021/02/05 17:58

こんにちは、東京花市場です。


2月に入り、市場にも春のお花が溢れる季節になってきました。


中でも近年人気なのが、黄色い小花が可愛らしいミモザ。

この時期になると街のお花屋さんにもたくさんのミモザが売られていますね。


ミモザはもともと、ヨーロッパで春を象徴する花です。

日本ではあまり馴染みがないですが、海外では3日8日の『国際女性デー』に女性にミモザを送る習慣があります。


『国際女性デー』は、1904年にアメリカ・ニューヨークで起きた婦人参政権を求めたデモがきっかけとなり、

国連によって定められた、女性の差別撤廃を訴える日です。

イタリアではこの日を「ミモザの日」とし、女性に感謝を込めてミモザを贈る習慣があることから

日本でもその存在が一般的に知られるようになりました。



ミモザは日本国内でも栽培されていますが、ここ数年で流通量が急増したことで、

ヨーロッパ産のミモザも輸入されよく出回るようになりました。

東京花市場では、国内産・海外産ともに扱っております。




こちらの「ミモザのイエローブーケ」に使用したミモザは、オランダから届いた

ミランドールという品種です。

より一般的なくすみ系で、モダンでオシャレなブーケに仕上げてくれます。






一方で、「ミモザとチューリップのブーケ」「ミモザと春の花のブーケ」に使用しているのは

真珠葉ミモザという種類で、使用したのは国産のものとなります。

真珠葉ミモザは通常のミモザよりも葉が分厚く、黄色がより明るい発色なのが特徴です。




※生産・入荷の状況により、使用するミモザの種類は変更となる可能性があること、ご理解くださいませ。


ミモザの色形は、鮮やかな春の花材にとてもよく合うので、

私達としてもブーケアレンジのしがいがあります。


前述でも記載したとおり、3月8日は国際女性デー、「ミモザの日」です。

ミモザを飾るとお部屋の中が一気に明るくなるし、ドライフラワーにもなるので長く楽しむこともできます。

最近はとくに、ステイホームの新たな楽しみ方として、お花を購入される方が増えています。

これを機に、周りのお世話になっている方々にミモザを送ってみてはいかがでしょうか?